タイの狂犬病死者17人に
【タイ】タイ保健省は17日、南部ソンクラー県在住のタイ人男性(65)が狂犬病で死亡したと発表した。男性はイヌ約80匹を飼育しており、イヌにかまれ感染したとみられる。
年初からのタイ国内の狂犬病による死者は17人となった。県別ではソンクラー県、東北部ブリラム県、東部ラヨン県がそれぞれ2人、東北部スリン県、ナコンラチャシマ県、ノンカイ県、ヤソートン県、ムクダンハン県、カラシン県、南部トラン県、パタルン県、スラタニ県、中部プラジュアブキリカン県、北部ターク県が各1人。
狂犬病は狂犬病ウイルスによる感染症で、感染した哺乳類にかまれたり、傷口、目や口の粘膜をなめられたりすることで感染する。発病後の有効な治療法はなく、ほぼ100%死亡する。2017年に報告があったタイ国内の狂犬病患者は8県の11人で、全員が死亡した。《newsclip》

「日本では忘れ去られた過去の病気のイメージがあるが、タイは都市部でも野犬がウロウロしているので、割と現実的な病気。感染したら治療法がないというのも怖い。。。」