あの人も。タイリーグで活躍する日本人サッカー選手たち。

「タイリーグに活躍の場を移す選手が増加中。元日本代表のあの選手も。」
こんにちは、まっちゃんです。
日本では先日Jリーグが開幕し、プロ野球もオープン戦が始まりました。
いよいよこれから待ちに待ったスポーツシーズンの到来です。もう少し暖かくなればスタジアムにも足を運びたいなあ!
先日、Jリーグで活躍が期待されるタイ人サッカー選手について記事にしましたが、
逆に日本からタイリーグに活躍の場を移すサッカー選手も増えてきています。
そこで今回はそんな、タイで活躍する日本人サッカー選手を取り上げてみます。
目次
タイリーグで活躍する日本人選手たち
元日本代表の長身FW、ハーフナー・マイク選手

かつて日本代表として本田圭佑選手や岡崎選手とも一緒にプレーした、オランダ人を両親に持つ長身フォワードです。
現在はタイリーグの強豪「バンコク・ユナイテッド」に所属しています。
2011年から2016年の間は、度々日本代表に招集され、その圧倒的な
高さで日本代表の「スーパーサブ」として途中からの起用が多かったハーフナー選手。
欧米のチームと比べて、高さで見劣りする日本代表にとって
今でもファンの間では代表招集すべきとの声が多い選手です。
31歳と、まだ老け込む時期ではありません。
タイリーグで大車輪の活躍をして、また日本代表に帰ってくることを期待しています。
中盤のボール奪取職人、細貝萌選手

こちらも元日本代表プレイヤー、細貝萌選手です。
浦和レッズでJリーグデビューしたのち、コンスタントに活躍し続け
2010年に日本代表デビュー。2011年のアジアカップ、準決勝の韓国戦では
本田圭佑選手の一度弾かれたPKをゴールにねじ込み、貴重な勝ち越し点を挙げました。
2010年からはドイツのブンデスリーガでプレー。
FCアウクスブルク、レバークーゼン、ヘルタ・ベルリンなどに所属しました。
その後、2017年に柏レイソルに移籍しJリーグに復帰。
22試合に出場しますが、チームのJ2降格もあり、タイリーグのブリーラム・ユナイテッドFCに移籍を決めます。
どうやら2018年12月に腹部の手術を行い、現在はトップチームとは別メニューでのリハビリ中とのことですが、
順調に回復に向かっているそうで一安心。また中盤の底で相手に食らいつくガッツ溢れるプレーを見せてほしいですね。
アジアが主戦場、小島聖矢選手

ウボン・UMI・ユナイテッド所属の小島選手は、タイでプロキャリアをスタートさせた異例のキャリアの持ち主です。
タイで活躍する日本人選手の多くは、Jリーグやヨーロッパでキャリアを積んだ後に
タイを選ぶケースがほとんどですが、彼はプロのスタートがタイのチームです。
元々は大前元気選手など年代別の日本代表を数多く要した流通経済大学柏高校のメンバーで、
在学時代には全日本ユース、全国高校サッカー選手権の2冠を達成するなど無敵の強さを誇りました。
その後、 流通経済大学に進学しますがJクラブからのオファーはなく、タイでプロ選手になることを決断しました。
その後、バングラデッシュを挟み2012年からの7年間アジアのチームででプレーし続けています。
小島選手のプレー動画
長身イケメンプレーヤー、苅部隆太郎選手

川崎フロンターレの下部組織出身で、日本ではJ2のFC岐阜でフォワード、
ディフェンダーとしてマルチに活躍しました。青山大学在学時に、あのラモス瑠偉さん(当時FC岐阜の監督)の目に留まり
オファーを受けJリーガーとしてのキャリアをスタートしました。
その後、膝の怪我の影響もあり、思うように出場機会を得られなくなり、
2016年に一度引退しました。
その後、インドネシアのリーグにて現役復帰。
ベトナムのチームを経て、現在タイリーグのチャイナート・ホーンビルFCに所属しています。
かつてタイリーグに所属した日本人選手たち
今は既にタイではプレーしていませんが、かつてタイリーグで活躍していた日本人選手たち にもスポットライトを当ててご紹介してみたいと思います。
さすらいのフットボーラー、カレン・ロバート選手

市立船橋高校時代に全国制覇を成し遂げ、Jリーグの新人王も獲得したカレン・ロバート選手。通称ボビさん。
彼はさすらいのフットボーラーとしても知られ、Jリーグの他にオランダ、タイ、韓国、インド、イングランドの
5か国でプレー。タイでは2014年にスパンブリーFCに所属していました。
現在は現役を引退し、千葉県リーグ1部の「ローヴァーズ」のオーナーとして将来のJリーグ入りを目指しているボビさん。
「ローヴァーズ」は英語でさすらい人の意味。ボビさんならではのネーミングですね。
彼の波乱万丈のサッカー人生は下記の記事などを参考にしてください。(外部サイト)
南アフリカW杯メンバー、岩政大樹選手

2010年の南アフリカワールドカップメンバーとして、日本代表でも活躍した岩政大樹選手。
常勝軍団鹿島アントラーズの主力DFとして長きにわたりレギュラーとして活躍し、
Jリーグも300試合に迫る出場数を誇ります。
ですが、次第にJリーグでの出番は減少、2014年にはタイリーグBECテロサーサナに移籍し、
1年間不動のセンターバックとしてプレーしました。
「今までになかった新しい経験」を求めて、というのが彼のタイ移籍の理由でした。
言葉の通じない、文化の違う国での経験が必ず今後のプラスになると、30歳を超えてもなお
成長し続けたいという岩政選手の高い意識がうかがえますね。
まとめ
さて、こちらではタイリーグで活躍する現役の日本人選手とかつてタイで活躍した
選手をご紹介させていただきました。 四季の寒暖差の激しい日本と、南国タイの
暑さの中でのプレーは全く異なるものということは容易に想像できます。
サッカー選手の活躍の舞台として、今後もタイやアジアの国々が選択肢の一つとしてあり続ることは、
互いのサッカーレベル向上においても重要なことだと私は思います。
ブラジル人選手が日本で助っ人と呼ばれるように、日本人選手がタイで
助っ人選手として現地のレベルアップに貢献してくれることは素晴らしいことですね。