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辛いだけじゃない!日本人の味覚にあうタイ料理教えるよ

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グルメ 2018/6/1 投稿者:まっちゃん 2018/09/08更新

辛いだけじゃない!日本人の味覚にあうタイ料理教えるよ

「タイ料理が口に合わん!!だって辛いねん!」

こんにちは、まっちゃんです。

上の言葉は初めてタイ旅行に行ったときの友人の発言です。

辛いもの嫌いの彼はフードコートのガパオライスを食べて悶絶していました。
次の日はグリーンカレーを食べて悶絶していました。
充血した目で遠くの方を見つめながら大量の脂汗をかいていた友人・・・彼は元気なんでしょうか。

さて、確かにタイ料理は辛いものもありますが、優しい味のものや中華風の味付けのものなど種類はいろいろです。

私は辛い物がめちゃくちゃ好きなのですが、かつては「タイ料理」=「辛い」ようなイメージがありましたが実際にタイに 行くようになってすぐにそのイメージは変わりました。本当にタイ料理はセンスがいいというか素材の活かし方が上手だなーと思います。

今回は辛い物が苦手な方もマイペンライ。ものすごい独断と偏見に満ちた日本人に合う美味しいタイ料理お届けします。

こちらも併せてどうぞ⇒これだけは必ず食べたい!!タイのローカルフード!

タイ料理はなぜ辛い?タイ料理の歴史

タイ料理のルーツは中華料理との説が有力です。6世紀から13世紀にかけて中国の雲南省から移民してきた中国系民族がもたらした料理がベースになっていると言われています。 14世紀~17世紀のアユタヤ王朝時代には徐々に国際貿易が盛んになり、外国から影響を受けだんだん現代のタイ料理らしくなってきました。

16世紀頃にポルトガルからもたらされた中南米の唐辛子。
これが現在のタイ料理の「辛さ」の原点になっていると言われてます。

タイの人に言わせると「辛い=美味い」の感覚。世界で一番辛いとされる小粒唐辛子プリッキーヌーを始め、大きな干し唐辛子のプリックヘーン、 粉唐辛子のプリックボンなどをじゃんじゃん使います。

しかし、「カオパ(チャーハン)」、「カオマンガイ」、「ポピアトード(揚げ春巻き)」など、中華料理のルーツを残す料理も多く、それらは辛くないものが多いです。

①まよったらコレ!タイ風チャーハン「カオパ」

パタヤの屋台で食べたエビチャーハン。このボリュームで70バーツ

タイ料理屋で迷ったらコレ!タイ風チャーハン「カオパ」。 もの凄い安定感で抜群の信頼を寄せている一品。コイツが外したことはありません。現地では3食に1食はたべてるかもしれません。

日本の中華料理屋のチャーハンの味に近いです。いや、むしろ中華料理屋より美味い。 アジア料理にありがちなナンプラー臭さや香草臭さ、その他のクセもまったくありません。 具材の種類も鶏肉、シーフード、海老、蟹などいろいろ種類があり選ぶことができます。

タイのお米(インディカ米)はねっとりが特徴な日本米と違いパラっとしており、これがチャーハンに本当によく合います。 タイ米のチャーハンを是非訪タイした際は召し上がってください。

唐辛子ナンプラーをひと垂らし。風味が変わってウママママ

唐辛子が漬かったナンプラー。タイ料理屋には必ずあります

カオパは普通に食べても美味しいのですが、タイ料理屋には絶対といっていいほどおいてある 「唐辛子ナンプラー(プリックナンプラー)」を少し垂らすと更に風味が増して美味しくなります。 最初は普通に食べて、途中からかけて味を変えて永遠に食べ続けることができます。。

②鶏肉が最高にジューシー。ガイヤーン

続いては、タイ風鶏の炙り焼き「ガイヤーン」です。「ガイ」が鶏、「ヤーン」が炙るを意味します。 皮つきの鶏ももの一枚肉を豪快に焼きます。こんがり焼けたきつね色の焦げ目が食欲をそそります。。

私も訪タイして驚いたのがタイの鶏肉の美味しさです。とてもジューシーで柔らかくふっくらしています。 日本で食べる鶏肉料理より美味しいかもしれません。

ペッチャブリー県には太陽光で調理するガイヤーンがあるとか⇒【世界でここだけ】破天荒すぎる製法の激旨ガイヤーン。 左は夜市のガイサテ。隣は豚のムーサテ 「ガイサテ」という日本でいう焼き鳥にあたる料理もめちゃくちゃ美味いです。よく夜市や屋台で1本10バーツ(30円) 程で売っています。小腹がすいた時のちょい食べに最適。

③鶏スープで炊いたご飯が至高。カオマンガイ

3品目は、あっさり蒸した鶏もも肉を鶏スープ味のごはんと一緒に食すカオマンガイです。

一緒に鶏ダシのスープとニンニク、生姜、唐辛子やレモングラスを配合した魔法のつけダレがセットです。 このつけダレがまたうまいのなんのって。このタレのおいしさがカオマンガイ屋の良し悪しを左右するといっても過言ではないかも。

屋台で食べると40~50バーツ(150円くらい)とお財布にもとても優しいのもGOOD。毎日でも食べたい一品です。
肉も美味しいのに一緒に美味しいスープも恵んでくれる。カオマンガイを食べると鶏という存在のすばらしさを再確認させてくれます。

スティサンの屋台で食べたカオマンガイ&カオマンガイトー

こんな感じでカオマンガイとカオマンガイトー(揚げ鶏)を同時に楽しめる一品も!。 これで50バーツです。んー幸せ。

④蟹とカレーの奇跡の調和。プーパッポンカレー

プーパッポンカレー発祥の名店「ソンブーン」の一品

蟹とカレー。それぞれでも美味いのにそんな二つが出会ったら・・・そんなのズルいよ!!

「美味いにきまってる!!」

4品目はプーパッポンカレー。蟹と卵のカレー風味のソース炒めです。

私が初めて食べて一番衝撃度が高かったタイ料理がコレです。その時は美味すぎて箸が止まりました。 カレーとついていますが、カレーの辛さはなくカレー風味という感じです。

ふわっふわの卵と柔らかい蟹をカレー風味のペーストが、それぞれの良さを生かし本当に丁度良い按配で共存しています。 日本ではカレーと蟹と卵ってそれぞれ出会うこともなさそうですが、このタイ料理のセンスには脱帽です。

個人的な感想ですが、他のタイ料理と比べ店によって結構当たり外れがある気がします。ですがあたりのお店の プーパッポンカレーは値段は高くとも食べる価値は確実にあります。

⑤ほろほろのアヒル肉を甘辛ダレでいただく。カオナーぺッ

カオナーペはローストしたアヒル肉をご飯にのせ、タイ醤油シーユーダムと砂糖で作った特製の甘辛ダレでいただく庶民派やタイ料理です。

間違いなく日本人も好きな味で、アヒル肉の赤い皮が見た目にも美味しい一品。なんかほうれん草のような小松菜のような野菜が付け合わせについているのが一般的です。 こちらもカオマンガイと同様にタイの屋台でよく見かけ、40~50バーツと格安で食べられます。

バンコクの野外のザ・屋台で食べたカオナーペ50バーツ。画像が暗い。。

ムーガタ

タイに行ったら絶対に食べたいのがコレ。「ムーガタ」という鍋?料理です。

鍋の盛り上がった丸い鉄板部分でバーベキューをし、サイドの窪みで鍋ができるという画期的一石二鳥的ファミリーメニュー。

食材は肉、野菜、麺などなんでもござれ。大体がビュッフェ形式なので好きな具材を持ち寄り、みんなでワイワイ楽しみましょう。 バーベキュー部分の旨みが鍋のスープに溶け込み、この世のものとは思えない激うまダシが完成します。 〆はそこに乾麺をインしてラーメンに。見て楽しい、作って楽しい、攻守最強のタイ料理です。

⑥衣がカリッと香ばしい、ムートート

ムートートは豚の唐揚げです。ムーは「豚」のこと。ガイは「鶏」なので、ガイトートは鶏のから揚げですね。
カリカリ系の衣で豚の脂身がじゅわっとジューシー。タイは豚も美味いんですよねー。食べ盛りの中学生が喜びそうなメニューです。こちらも屋台でもよく見かけます。

揚げニンニクをまぶした、ムートート・ガティアム(ガティアムはにんにく)もまた美味。香ばしいニンニクの香が食欲をそそります。

⑦優しいスープが染み渡るクイッティアオ

一言でいえば、タイ風ラーメンです。元々は中華料理から派生した食べ物で、「クイッティアオ」という名称も中国由来。 スープは、牛ダシや鶏ダシ、トムヤム味など多種多様。具材も店によっていろいろで組み合わせは無限です。

どのお店でも下記の4タイプの麺から麺タイプを選べます。日本人にはセンレックか、バミーが合うと思います。
・センヤイ(米粉麺、きしめんより太い麺)
・センレック(米粉麺、普通のラーメンくらいの麺)
・センミー(米粉麺、そうめんより少し細いくらいの極細麺)
・バミー(いわゆるラーメンの麺に近い、小麦粉と卵を使った麺)

1杯40~50バーツ程度で一番屋台で多く見かけるポピュラーな料理です。

⑧タイ風揚げ玉子焼き?カイジャオ

スティサンのフードコートで食べたカイジャオ

カイジャオは玉子焼きのようなものですが、フライパンで「焼く」というよりは 多めの油で「揚げた」料理です。

豚ひき肉を具材としていれた、カイジャオムーサップが定番。
外はカリ、油がジュワーで日本の玉子焼きとはまた違った食感が新しい卵料理です。

まとめ

タイ料理は辛い!そんな偏見は最初の訪タイで消し飛びました。全く辛くないタイ料理も多く、日本人にも合う味付けのものがたくさんあります。 タイの経験値が増えた今なら友人にもこの記事読んで!と言えるのに。。。

辛いものから、優しい味のもの、癖のあるものまでタイ料理は本当に味の幅が広くて飽きません。お財布に優しいのもGOOOOOOD!! 皆さんもタイに行かれた際は本場の「辛くない」タイ料理を堪能してみてください。

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