【ソンクラーン】開催まであと2か月。今年も水かけ祭りがやってくる
こんにちは、まっちゃんです。
タイで有名なお祭りといえば灯篭を空に飛ばす(又は川に流す)「ロイクラトン」ですが、
最近では誰彼構わず水をぶっ掛け合う「水かけ祭り(ソンクラーン)」も耳にしたことがあるのではないでしょうか。
毎年4月の半ばはソンクラーンの時期。いよいよあと2か月に迫ってまいりました。
この記事では今年の日程とソンクランの注意点をご紹介します。
2018年ソンクラーンの様子はこちら↓
目次
2018年ソンクラーンの日程
2018年のタイのソンクラーンの日程は
4月13(金)~4月15日(日)です。
毎年ほぼこの日程で行われます。パタヤは少し長く19日まで続きます。
■バンコク
4月13(金)~4月15日(日)
■アユタヤ
4月12(木)~4月15日(日)
■チェンマイ
4月13(金)~4月15日(日)
■プーケット
4月13(金)~4月15日(日)
■パタヤ
4月13(金)~4月19日(木)頃
後述もしますがこの時期は外国人旅行者は訪タイし、タイの方々は帰省や海外に渡航するため
飛行機やバスなどの交通機関が混雑します。もし、この時期にタイ旅行をご検討の方はお早めに
飛行機をポチることをお勧めします。
ソンクラーンの由来
ソンクラーンはタイの「旧正月」にあたります。太陽の軌道が12ヶ月の周期を終え、新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期を祝う伝統行事です。
しかし、1941年にタイが仏暦ではなく西暦を導入し1月1日を元旦として以来、ソンクラーンは「祝日」と定められました。
もともとは、仏像や仏塔、さらに僧侶や年長者の方々のの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習が受け継がれて来たソンクラーン。
一年で最も気温の4月の暑さしのぎの風習として親しまれてきました。
それが転じて、近年は街中で通行人どうし水をかけまくるお祭りに変化し徐々に浸透。
このお祭りのために訪タイする外国人旅行者も年々増加しています。
タイ各地のソンクラーン
バンコク
バックパッカーの聖地。カオサン通りの賑わい
バンコクでは毎年、大規模イベントが多数開催されます。
4月13日の本番前には、「ソンクラーン」の歴史や各地方の伝統文化を表現した華やかなパレードが街を練り歩き、ソンクラーンの季節がやってきたことを人々に知らせます。
ソンクラーンの本番、4月13日から15日の間にひときわ盛り上がりを見せるのは、「シーロム通り」と、バックパッカーの聖地「カオサン通り」。
大規模な水かけ合戦が行われ、地元の若者や外国人旅行者で大賑わいとなります。
その他セントラル・ワールドやサイアム・スクエア等の大型ショッピング施設でも水掛けイベントが開催され、
ナイトクラブエリア「RCA(ロイヤル・シティ・アベニュー)」でも、大音量のBGMをバックに水掛け合戦が繰り広げられます。
アユタヤ
象さんとの水かけ合戦。象さんのペイントが可愛い
世界遺産の街アユタヤでは象と水掛け合戦を楽しめます。
旧市街のエレファント・キャンプや象柵跡では、長い鼻から放水する象と一緒に、水遊びができます。
寺院では人々が托鉢する僧侶にお供えしたり、仏像を水でお清めしたりと伝統的なソンクラーンの風習に基づいた儀式が行われます。
街の中心部では「ミス・ソンクラーン」のコンテストや、民族衣装で華やかに着飾った人々がパレードをして回るイベントなどが開催されます。
チェンマイ
プラ・ブッタシヒンに群がる人々
チェンマイではソンクラーンのことを「サリー・ピーマイ・ムアン」と呼びます。
托鉢する僧侶に食べ物を献上したり、持参した砂で寺院の境内にパゴダを作り、
出来映えを競い合ったりと、伝統的な仏教儀式が行われます。
他にも、チェンマイの守護神とされる仏像「プラ・ブッタシヒン」に水をかけようと市民が集まり、市街地は大賑わいです。
プーケット
ソンクランを楽しむ外国人旅行者タイ屈指のビーチリゾートで知られるプーケットでもソンクラーンは盛り上がりを見せます。 ビーチの上で行われる水掛け合戦は、熱中してしまうほど盛り上がり、開放的なお祭りムードを楽しめるはず。 プーケット一番の人気ビーチ「パトン・ビーチ」では例年、様々なエンターテイメントショーも開催されます。
ソンクラーンを楽しむための注意点
当該期間はタイ全土でびしょ濡れになる危険性があります。
この時期にタイにいれば、大体どこでも水かけ合戦が楽しめます。カオサン通りでは、
気の早いファランなどがフライングで早く水かけを始めます。パタヤは少し後になり、
18日ぐらいから海岸通りが水浸しになります。
逆にいうと濡れたくないのならこの時期のタイ旅行は控えましょう。
電化製品に注意
ソンクラーンの水かけ合戦に遭遇し「濡れない」ということは不可能です。
カッパなど来ていても無理やり中に放水されます。
日本のとある番組で女優さんがソンクラーン期間中のタイを訪れていましたが、
何度も現地人に放水されまくって半ギレになってました。笑
そのため電化製品や完全防水じゃないスマホの取り扱いにはご注意ください。
水に濡れない密封性のビニールバックに入れるなどの防水対策を。
外は寒いが乗り物は寒い
ソンクラーンの行われる4月は暑気といわれ、1年でも最も暑い時期でもあります。 そのため全身びしょぬれになってもまだ外にいると平気なのですが濡れたままで 冷房ガンガンに効いた公共交通機関やタクシーに乗ると風邪を引きかねません。 ソンクラーンは前もって参加したい場所を決め、それに合わせて近場のホテル を予約するのが無難です。
宿泊先は前もって確保すること
年々観光客が増えているこの時期はホテルが埋まるのも早いです。 当日取ろうと思ってもよいホテルはもう残っていません。 ソンクラーンに行きたいとお考えの方はこの時期にもうポチってしまった方がよいかもしれません。
航空券の手配もお早めに
ソンクラーンがメジャーになり、外国人観光客がこの時期に押し寄せます。 逆にタイの方からするとソンクラーンは旧正月にあたりますので、海外に旅行にいく方が増えます。 航空券、特にLCCはチケットの値段が上がっていきますのでお早めに確保を。
どうせ参加するなら100%楽しもう
もしソンクラーン目当てでせっかくいくならハメを外して楽しみましょう。 童心に戻って水を掛け合う機会もなかなかありませんし。下記のようなレジャーグッズをもって100%で臨みましょう。
- いっそ水着に(一番暑い時期なので大丈夫)
- 防水バッグ(ジップロックなどの完全防水できる袋や、完全防水のビニールケースなど)
- ゴーグル※特に水掛け合戦で賑わう場所を訪れる場合
- 水鉄砲などの水遊び道具※特に水掛け合戦で賑わう場所を訪れる場合
まとめ
数あるタイのお祭りの中でも近年注目度が上がっているソンクラーン。 真夏のタイで知らない人と水を掛け合う刺激的な旅もよいかもしれませんね。