願いを叶えるピンクガネーシャに会いにチュチュンサオのワットサマンに行こう。

「物凄いスピード(当社比)で願いをかなえてくれるピンクのガネーシャがいるらしい!」

こんにちは、まっちゃんです。
まるで家のソファでくつろぐかのような度迫力のピンクの像が鎮座するのは、
チュチュンサオ県にある寺院ワット・サマン・ラッタナーラームです。
「よく来たねえ、まあくつろいでいってよ。」
とでも言わんばかりのこのピンクの像はヒンドゥー教の神の一つ、「ガネーシャ」です。左手には折れた牙、右手には蓮の花を持っています。
別名「富の神様」として商人などから絶大な信仰を集めおり、本国インドでもとても人気のある神様です。
あれです、あれあれ。10年ほど前に流行った「夢をかなえる象」と同じタイプのやつです。
なんでもこのピンクのガネーシャ、お祈りすると他の神さまと比べ秒速で願いを叶えてくれるという
とてもわかりやすい利益をもたらす象として元々は地元の人々に人気でした。

ですが同じくわかりやすいポップな見た目でSNS全盛のご時世に写真に映えまくるということで
拡散され、今では外国人観光客にも人気のスポットとなっています。
以下インスタで拡散されまくるピンクガネーシャです。
目次
どんな願いでもかなえる全知全能の神

ガネーシャは元来商業と学問の神とされていますが、この格ゲーの2Pの色違いキャラかのようなピンクのガネーシャは
「どんな障害」でも取り去る。しかも秒速でというのだから驚きです。
「ぼくが考えた最強の神様」がこのピンクガネーシャなのです。
願い事は眼前の色違いのネズミ達へ

「お願い事はどうやって伝えるの?」

「それはね・・」

お願い事は目の前にいるネズミにこっそりと伝えます。
ネズミはガネーシャの使いであり乗り物とされ、ガネーシャとは切っても切れない関係にあります。
ワットサマンのガネーシャ像の周りには7つのネズミの像が設置されていて、曜日ごとに色分けされています。
タイでは生まれた曜日で色が指定されており、自分のお誕生日の曜日と同じ色のネズミに祈願します。
- 日曜:赤色
- 月曜:黄色
- 火曜:ピンク
- 水曜:緑色
- 木曜:オレンジ
- 金曜:青色
- 土曜:紫色

「僕は月曜だから黄色のネズミにお願いしなきゃ!」
この7つのネズミの像以外にも、金運にご利益があるという2つのネズミ像があり、こちらもとても人気で祈願する人が絶えません。
祈願の方法は、靴を脱いで踏み台の上に立ち、ネズミの片耳に直接願い事を囁いてお願いします。そうするとネズミが祈願者に代わってでガネーシャに願い事を伝えてくれるのです。
願い事を囁くのは両耳どちらの耳でもよいのですが、願い事を囁いている間は、もう片方の耳を手で塞いで願い事が外に漏れないようにするのが肝心です。

ワットサマンはもはや「寺院」風テーマパーク

このワットサマンは由緒正しい寺院というよりは「寺院」風テーマパークといったところです。テーマパーク風寺院ともいえるか。
屋台街やフードコート、様々なキャラクターのオブジェなどが並んでおり、日本でいう
縁日のような雰囲気です。週末は多くの家族連れや観光客で賑わっています。
大体全部見て回って1時間強といったところです。
お土産屋さんでのショッピングも楽しんで1時間半あれば十分だと思います。
様々な神話の神々達
敷地内のところどころにピンクガネーシャに負けず劣らずの大きさの巨大な像が建っています。
おそらくガネーシャのようなヒンドゥー教や神話の神々や登場人物なんでしょう。
大きなものだと30mを超えるようなものもあります。





肖像権とか大丈夫?有名な漫画のキャラクターたち
ワットサマンには神話の神々以外にもどこかで見たことあるような日本のマンガ、アニメキャラクターのオブジェもたくさん並んでいます。 日本の漫画の高い認知度がうかがえる半面、権利的なものは大丈夫なのかハラハラしてしまいます。

やっぱりDBは人気ですね。
しかし、顔こんなんでしたっけ?

その横にはライダーが。日本のスーパーヒーローの競演です。
その右のペンギンも絶妙な既視感!どっかでみたことあるけど思い出せない。。

こんなところにもライダーが!
しかも両わきには絶妙なクオリティの電気ねずみの姿も!
左の緑の彼は具合わるそー。。

ハハッ!
って、黒服の怖い人が来てお金いっぱいとられますよ!!
ベンチで休憩するクモ男がシュール。

日米のカルトヒーローの競演。もはやなんでもあり。
キャプテン亜米利加の完成度は高い。
しかし、左の電気ねずみは完成度高いのになぜ右のはそうなる!

神話の神さまと日本のアニメキャラクターの夢のコラボレーション
動物のふれあいコーナーもあります
さて、改めて鳥山明先生と藤子不二雄先生の偉大さを認識しましたね。
ワットサマンにはさらに動物と触れ合えるコーナーもあります。
これだけのアミューズメント。なんだか入場料とかとってもいいような気もしてきましたね。

おそらくアルビノ種の牛さん。
牧草のエサやり体験ができます。

ウサギさんゾーン。
匂いが若干きつめ。

羊さんゾーン
お土産屋さんや屋台もたくさんあります
タイの大きな寺院はマーケットが併設されていることも多く、ここワットサマンも例外ではありません。
野菜から衣料品から屋台飯まで色々と手に入れることができます。
屋台のフードコートコーナーもありますのでお腹が減ったら、食事もできます。

豚肉の乾物屋さん

魚肉のすり身フライの屋台

レモネード屋さん。タイは年中暑いので冷たいレモネードが染み渡ります。

ピンクガネーシャ象の前のお店にはもちろんピンクガネーシャTシャツもおいていました。

屋台フードコートエリア


八百屋さんもあります。やっぱり屋台は野菜がやすーい!
好きなタイ語の看板を作れるお店を発見
屋台街の中に面白いお店を見つけました。
1文字15バーツで好きな文字をピックアップして、
木の板の看板を作ってくれるというものです。

金色の文字をピックアップすると、 おじさんが貼りつけてくれます。

マイペンライ(なんくるないさ)の看板が完成。
7文字⁺木の板と花のモチーフで200バーツでした。
ワットサマンへのアクセス方法

「ワットサマンにはどうやって行くの?」
これだけもりだくさんのワットサマン。
バンコクからはBTSエカマイ駅そばにある東バスターミナルから出るバスとソンテウを乗り継いでアクセスできます。
①エカマイバスターミナルからチュチュンサオ行のバスに乗る(1時間)
↓
②チュチュンサオバスターミナルでソンテウに乗り換える(30分)
↓
③到着
運賃はバスが99バーツ、ソンテウが30バーツで合計130バーツです。
時間は大体片道2時間程度です。


エカマイからチュチュンサオ行のチケットは18番売り場で購入できます。
ピンクガネーシャと日本語で書かれた看板が目印です。

チュチュサオバスターミナルからのソンテウは、人が集まり次第出発します。
ピンクガネーシャの看板横のソンテウに乗って気長に待ちましょう。
ワットサマンからの帰りのソンテウもワットサマンに着いた場所と同じ場所から発車します。
帰りの最終便は18:00ですのでお間違いのないように。
エカマイの東バスターミナルのMAP
チュチュンサオマイバスターミナルのMAP
チュチュンサオの百年市場(タラート・バーン・マイロイピー)の観光も併せてどうぞ


「ここも面白いから是非いってみて!」
ワットサマンの近くには古くからの木造家屋の市場である百年市場(タラート・バーン・マイロイピー)があります。
レトロでノスタルジックな雰囲気が楽しめるチュチュンサオのおすすめ観光スポットです。
こちらもチュチュンサオバスターミナルからソンテウで行けますのでワットサマン観光と併せてどうぞ。
百年市場(タラート・バーン・マイロイピー)についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
ワットサマンの基本情報
名称 | ワット・サマーン・ラッタナーラーム (ピンクガネーシャ) |
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名称(英) | Wat Saman Rattanaram |
URL | https://www.facebook.com/WatSaman2556/ |
住所 | Moo 2, Tambom Bang Kaeo, Amphoe Muang Chachoengsao, Chachoengsao |
アクセス | バンコクのBTSエカマイ駅そばにある東バスターミナルから、チャチュンサオのバスターミナルまで約1時間。そこからソンテウ(乗り合いタクシー)で約30分。 |
ワットサマンのMAP
まとめ

秒速で願いを叶える最強のガネーシャがいる寺院。ワットサマンいかがでしたでしょうか。
ピンクガネーシャをはじめ写真映えするオブジェや像は多くありますが、B級観光スポットという感じで移動を含めると1日がかりなので他に行きたい場所がなければ、、という印象でした。
バンコクで他にやることがなくなったらチュチュンサオまで足を伸ばして、ピンクの象にこっそり願い事をしに来てください。
他にもバンコクから日帰りアクセス可能な観光スポットをこちらの記事でまとめています↓
どこもとても楽しい場所なので、これらの場所にも是非足を伸ばしてみてください。