吾輩は象である|ためになるタイ情報を随時更新します!

カテゴリー

エリア

おすすめ記事

スーパーで買える! 外さないお土産BEST10

きっと喜ばれるタイの鉄板お土産ベスト20。

エロくない! パタヤオススメマッサージ

[おすすめ]パタヤでマッサージ。普通のマッサージに行きたい方向け

海外旅行を身近に! タイ行きオススメLCC

バンコク行きのベストLCCはコレ!効率的な探し方もご紹介

コスパ・アクセス抜群 バンコクマッサージ

【オススメ】コスパ・アクセス抜群!バンコクの駅チカマッサージ店7選

『アジアのサグラダファミリア』サンクチュアリ・オブ・トゥルースがすごい

HOME > 『アジアのサグラダファミリア』サンクチュアリ・オブ・トゥルースがすごい
パタヤ 観光 郊外 2017/11/26 投稿者:まっちゃん 2020/02/23更新

『アジアのサグラダファミリア』サンクチュアリ・オブ・トゥルースがすごい

「パタヤにアジアのサクラダファミリアと呼ばれる建物があるの知ってる?」

「え?アジア版サクラダファミリア!?なにそれ!知らない!」

こんにちは、まっちゃんです。

今回はパタヤの知る人ぞ知る観光スポット、サンクチュアリオブトゥルース(真実の聖域)をご紹介します。
1981年の着工以降、30数年たった今でもなお工事がつづいているまさに「タイのサグラダファミリア」。 圧巻の建築美と細やかな装飾の数々。パタヤにある知られざる観光スポットです。

サンクチュアリオブトゥルースとは

噂の建造物の名称は「サンクチュアリオブトゥルース」、そのまま和訳すると「真実の聖域」ですよね。 「真実の聖域」とか中二病感溢れるネーミングでワクワクしませんか?!

この建物はどこかの仏教宗派が建立した寺院ではありません。パタヤの大富豪レク・ヴィリヤファンが個人的に建築したものです。 タイが17世紀から持つ100メートル以上の巨大木造建築を作る技術を現代に残すことを目的としており、 また、それと同時に彫刻芸術や東洋哲学への経緯と神への信仰を表すためと言われています。
外観はアユタヤの寺院をモチーフとしており、タイ、ヒンドゥー、中国、クメールなどのアジア圏の 繊細で複雑な彫刻様式が至ると処に施されており、観る者を感嘆させます。

寺院は全て木材で出来ており、その材質は様々です。 マイデーン、マイタキエン、マイパンチャート、チークウッドなどの広葉樹のみが使用されており、 中心部の支柱は樹齢600年のタキエン木材で作られています。

メインの大聖堂は高さ105m、中心点から4方向に幅100m。内部の総面積は2,115平方とかなりビッグ。
建物自体やその装飾品にいたるまですべて木製で、釘などは一切使用されていんだとか。
日本の法隆寺等の古寺に使われているような技法が用いられているのでしょうか。

引きの画ですが、敷地めいいっぱいに建築されていることがわかりますね。

サンクチュアリオブトゥルースの基本情報

名称 サンクチュアリー・オブ・トゥルース(สราสาทสัจธรรม)
名称(英) The Sanctuary of Truth
URL http://www.sanctuaryoftruth.com/
営業時間 8時から18時まで/定休日なし
料金 入場料500バーツ~
住所 206/2 Moo.5 Naklua, Banglamuang Pattaya
電話 038-367-229, 038-367-230, 038-367-815, 038-225-407
観光所要時間 90分

サンクチュアリオブトゥルースへのアクセス

このとんでも寺院があるのはパタヤの北側、ナクルアビーチの突端です。

パタヤ中心部からは歩いて約40分~50分程度です。パタヤはただでさえ暑いので、
徒歩ではかなり厳しいです。タクシーチャーターをお勧めします。(御一人であればバイタクも可)
タクシーには「サンクチュアリ」で伝わりますが一応タイ語表記も記載します。 運転手さんにこちらを見せてください。

สราสาทสัจธรรม

敷地内の施設のご紹介

タクシーに揺られてパタヤ中心部から約20分、入口につきました。
そんなに人は多くないです。まばらです。時間制限があるようで入場後4時間がタイムリミットのようです。

入場料はおどろきの500バーツ。うーん強気(笑)。はてさてそれに見合う価値があるのか。

園内はかなり広く娯楽施設がいろいろあります。エレファントトレッキングやミニ動物園やお土産ショップなど。
途中山羊や馬に餌付けすることもできます。
園内の案内版に沿って行くと目的の建物に到達するので迷うことはありません。

山羊と戯れる女の子。うーんやっぱりガイジンさんの子供はキュート。

こんな風に象に直接餌付けしたり、乗ったりすることもできます。

階段を下り、ヘルメットを受け取るとその巨大な建造物が見えてきました。

写真では伝わりづらいですが遠くからでもその巨大さに圧倒されます。

つきました! おお!こりゃすげえ・・(◎_◎;)
一番高い柱のてっぺんはたしかに100mくらいありそうです。。
デカすぎてスマホにフレームインしません。。。
いやーしかしパタヤは暑い!!汗が止まらん。

海とサンクチュアリオブトゥルース

壁面にはびっしりと木彫りのオブジェの数々が。
どこにも平面はありません、何かしらのオブジェで埋め尽くされています。
どれだけの職人さんが携わってきたのか。気の遠くなる作業ですね。。
平面の個所にもそのうち細工が施されるようで下書きなどが見受けられます。
象、天女、神話に出てきそうな動物の数々。。

本堂外観の注目ポイント

東西南北を見下ろす4つの顔

屋上に4つの顔の像がありますので探してみてください。
こちらはヒンドゥー教の3大神の1人、「ブラフマ(ब्रह्मा)」をイメージしたものです。
4つの顔はそれぞれの父、母、教師、王に敬意を表しています。

東西南北の屋根に鎮座する神々達

東部の屋上には、聖典を携えた美の女王像があります。これは人間が人生の適切な指針を得るためには、古来の宗教の教えを継承していく必要があることを表しています。

北部の屋上には、蓮を運ぶ妖精がいます。これは、宗教を続けるために宗教の教えを実践する義務を意味します。

西部の屋上には、水田の耳を運ぶ美の女王と腕を抱える鳩があります。これは世界の平和を維持する義務を意味します。

南側の屋上には、子供と老人の腕を持つ妖精が登場します。これは、人文科学に基づいて人類活動を続ける義務を意味します。

公式サイト(ttp://www.sanctuaryoftruth.com/)より

建物のそばにはなぜかドラが。 とりあえず鳴らしておきましょう。

本堂内部の注目ポイント

本堂内部は東西南北それぞれ4つのフロアに分かれています。

西館

西館の彫刻群は風、火、水、土の4つの地球の基本要素の起源を示しています。
バラモン、仏教、ヒンドゥー教の信仰によると、人間と動物の平等を反映した創造者、破壊者、維持者である神がいます。 地球上で生まれたすべての生き物は最終的には死を迎えますが、地球から誕生したという生命的起源は同じです。

南館

南館はヒンドゥー教の神ビシュヌとクリシュナの彫刻がひときわ目を引きます。 人間がお互いを尊重し、自分の義務を果たし、自然環境を乱さない場合にのみ一緒に暮らすことができるという事実を反映しています。

北館

北館は、大乗仏教の信念に基づいて人間が菩薩のように見返りを期待せずに持っているものを共有する図を示しています。 菩薩、マンジュシュリ、阿弥陀仏、観音様および他の仏教に登場する人物たちの物語を描いています。 慈悲深くなるためには、人間は知性のある社会で生きる方法を学ぶべきだと説いています。 その結果、社会は成長し、真に解放された世界が生まれるのだそうです。

東館

東館は愛によって結ばれた家族の重要性を象徴しています。
強い家族は愛と慈悲の絆を通して人類を維持します。

写真左のハンサムな青年がこのサンクチュアリオブトゥルースのを制作を指示した
大富豪のレク・ヴィリヤファン氏です。ということは右側は奥さんでしょうか。
2000年に完成を待たず亡くなったそうです。

本堂中心部

中央ホールには豪華な木彫りの玉座があります。 中央ホールから東西南北の各ホールへのゲートには神様の彫刻は施されていません。 これは我々の精神が神や宇宙、妖精といったものから解放されていることを表しているそうです。

ショーも毎日公演しています

一日二回下記のタイムテーブルで、タイの伝統的な剣による格闘ショーと、 伝統舞踊ショーを開催しています。ショーは入場料を払えば鑑賞は無料です。
お時間が合えば是非ご覧ください。

タイの剣技ショー

午前11:30 /午後03:30(30分程度)

タイの伝統舞踊ショー

午前11:30 /午後03:30(30分程度)

カフェで一休み

建物のそばにはお土産屋さんとテラスのカフェがあります。
バナナスムージー70バーツとレモンスムージー70バーツをオーダー。
外気温30度越でほてった体に染み渡ります。(゚д゚)ウマー

インドの方々でしょうか。とても楽しそうに談笑していました。パタヤはインドの方が本当に多いです。
ヘルメットは着用必須なのでこの方々は現場の方ではなくお客さんです。

そのほかの写真

サンクチュアリオブトゥルースはいつ完成するの?

着工から長期間を掛けて増築を続けている様はサグラダファミリアのようですが、 本家サグラダファミリアはこのまま順調に工事が進めば2026年に完成することがすでに発表されています。

一方40年弱増設を繰り返しているこちらの寺院については「完成」という概念は特にないそうです。 加工しない生の木材を使用指定しており、風雨にさらされた装飾品や建材などは徐々に痛んでいき 取り替えを余儀なくされます。

多数の職人さんが毎日そういった箇所を修復しつつ新たな装飾を加えていき、このサンクチュアリオブトゥルース は現在進行形でどんどん新たな姿に生まれ変わっているのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。パタヤのサグラダファミリア、サンクチュアリ・オブ・トゥルース。
500バーツと一般的な観光名所より費用はお高めですが、個人的にはその価値はあると思います。
ゴルフや海、夜遊びだけでなくパタヤにもこんな観光名所があると知り少し感動しました。
パタヤにお越しの際は是非足を運んでみてください。

他にもバンコクから日帰りアクセス可能な観光スポットをこちらの記事でまとめています↓
どこもとても楽しい場所なので、これらの場所にも是非足を伸ばしてみてください。

ページトップへ
Wordpress Social Share Plugin powered by Ultimatelysocial
Japanese