Jリーグで活躍するタイ人選手から目が離せない
こんにちは、まっちゃんです。
寒かった(今年は特に)冬も終わり、春の陽気を感じることが多くなってきました。
春の訪れはスポーツシーズンの訪れでもあります。私自身サッカー観戦が大好きなので
Jリーグの開幕は毎年とても楽しみにしています。
先日開幕した「Jリーグ」では、2018年の今シーズントップリーグのJ1リーグにタイのスター選手が3人所属しています。
タイ人選手の活躍に母国タイだけでなく日本のサッカー関係者も注目しています。
まだ2節を終えたばかりと長いシーズンのほんの序盤ですが、
既にタイ人選手がそれぞれ目を見張る活躍を見せています。
目次
開幕戦で決勝ゴールのティーラシン選手

「タイの至宝」と呼ばれタイ代表でもエース番号10を背負うエースストライカーのティーラシン・デーンダー選手。
今年から広島をホームとするサンフレッチェ広島に所属しています。
サンフレッチェ広島の開幕戦はホームにコンサドーレ札幌を招いての一戦。
コンサドーレ札幌には「タイのメッシ」との呼び名もあるチャナティップ・ソングラシン選手が在籍しており、
この試合はタイ人スター選手同士の対戦としてタイはもちろん日本のサッカーファン間でも注目を集めました。
この注目ゲームには両選手とも先発出場。
前半28分に柏選手のクロスボールをティーラシン選手が頭で合わせて先制。
この1点を守り抜く形で、サンフレッチェ広島が開幕戦勝利を飾りました。
先制点を決め、喜びを爆発させるティーラシン選手
「柏選手は練習の時から、あの形でボールを入れていた。デビュー戦で決められて良かったよ」と
自身のゴールで得られた勝利に満足げな表情の同選手。Jリーグで活躍できる確かな手ごたえを得られたようです。
この活躍にタイのスポーツメディアでもトップの扱い
タイの各スポーツメディアもこのティーラシン選手の活躍を大々的に報じています。
「ティーラシンが歴史的快挙。サンフレッチェ広島が1-0で勝利。」
http://www.siamsport.co.th/football/thailandnational/view/55679
Jリーグ公式サイトでも、タイ人選手にフューチャーした動画が公開されています。
かつて同僚だった元Jリーガの青山選手も「完璧な選手」と称するティーラシン選手。 優れた点取り屋の証であるシーズン二桁得点も期待できそうです。
Jリーグ初ゴールをマークしたチャナティップ選手

開幕戦はティーラシン選手のゴールに敗れる形になってしまった、コンサドーレ札幌所属のチャナティップ選手が
第2戦目のセレッソ大阪選でうれしいJリーグ初ゴールをマークしました。
2-0とリードされた苦しい状況からチームを勢いづける反撃の1点をヘディングで記録。
これが昨シーズンから通じての嬉しいJリーグ初ゴールとなりました。
この後チームは昨シーズン2冠の強豪セレッソ大阪相手に3-3のドローに持ち込み、
敵地で貴重な勝ち点1をゲットしました。ゴールを決めた感想については「幸せしかない」とコメント。
ゴールゲットの瞬間には珍しく感情の入ったガッツポーズを見せたチャナティップ選手、
異国の地でやっとゴールという結果を残せたことに喜びもひとしおでしょう。
Jリーグ公式のハイライト動画
チャナティップ選手のゴールは開始60秒あたり。
開幕メンバー入り。FKキッカーも務めたティーラトン選手

もう一人のタイ人選手が、ヴィッセル神戸所属のティーラトン・ブンマタン選手です。
「悪魔の左足」と呼ばれるほどの正確なキックをもち、タイ代表でも不動のサイドバックとして活躍。
キャプテンも務めています。
ティーラトン選手も開幕戦からメンバー入り、スターティングメンバーではなかったものの、
後半途中から途中出場し、フリーキックやコーナーキックなどのキッカーを任されるなど、
その左足の制度は既にチーム内でも評価されているようです。
ちなみに同チーム内でに元ドイツ代表のポドルスキ選手や、元日本代表の田中順也選手など
精度の高いキックを誇る左利き選手がいる中でのキッカーは素直に凄いと思います。
チームは開幕2戦で勝利できていませんが、ティーラトン選手の左足はかならず神戸の武器の一つになるはずです。
ヴィッセル神戸の開幕戦ハイライト動画。ティーラトン選手のフリーキックは3:35あたりから
まとめ
タイ人スター選手の加入は当初、アジア市場開拓のためのマーケティング戦略の一端との見方もありましたが、 そうではなく「戦力」としての価値があることを選手自身が実力で証明し始めています。 今後もタイをはじめ、東南アジアのサッカー選手がJリーグを盛り上げてくれるのは間違いありません。 本日紹介したタイ人選手達には、その礎となるような活躍を期待したいと思います。