【鬼滅の刃、進撃の巨人】なんて読む!?日本アニメのタイ語表記
「日本のアニメ、漫画はタイでも大人気!!」
こんにちはまっちゃんです。
タイの方、特に30代以下の若い方と会話するときに「日本について知っていることは?」と尋ねると
ワンピース!ナルト!ジュジュツ!
といった感じで、日本のアニメ・漫画作品が登場するケースが多くあります。
その中で「ダープ・ピカート・アスーンが好き!」という方がおり、最初は何のことか分かりませんでした。
ダープは刀で……ピカート?アスーン?……
埒が明かなかったので画像を見せてもらうとこれ。
あ!鬼滅の刃!
そうです、タイ語で「ダープ・ピカート・アスーン(ดาบพิฆาตอสูร)」とは鬼滅の刃のことなのです。
今回はそんなわけで、タイで人気の日本漫画・アニメのタイ語の呼び方をまとめてみます。
目次
鬼滅の刃(ดาบพิฆาตอสูร)
まずはタイでも大人気の鬼滅の刃です。
- まっすぐで熱い炭治郎の性格
- 兄弟愛
- 強大な宿敵との闘い
- 魅力的な登場人物たち
このあたりがタイの人にも受けているようです。
王道のジャンプ漫画の系譜を引き継ぎながら、服装や妖怪のデザインなどに日本の時代劇的要素を取り入れた点も人気の秘訣とのこと。
タイは親日の方が多いですからね。
タイ語の意味
ดาบพิฆาตอสูร
タイ語のダープ・ピカート・アスーン(ดาบพิฆาตอสูร)とは、このような意味です。
ดาบ・・・刀
พิฆาต・・・殺す、滅する
อสูร・・・鬼、アシュラ
つまりかなり直訳っぽく言えば「鬼を滅する刀」。
日本語タイトルの「鬼滅の刃」とかなり近い意味になっています。
進撃の巨人(ผ่าพิภพไททัน)
こちらもタイでも超有名な作品。私も個人的に大好きで家に漫画が全巻あります。
タイ人の友人に「好きな日本アニメある?」と聞くと、かなりの確率で名前が挙がるのが進撃の巨人です。
特にバンコクの大学生くらいの世代はガッツリ通ってきた人が多い印象。
日本と同じく、ストーリーの衝撃展開で一気にハマった人がかなり多かったようです。
進撃の巨人をタイ語で書くとこちら。
ผ่าพิภพไททัน
パー・ピポップ・タイタン、と読みます。
これ、直訳すると「巨人の世界を切り開く」みたいなニュアンス。
かなりカッコいい感じに意訳されています。
ちなみに「進撃」という単語をそのまま訳した感じではなく、かなりタイ独自のセンスでタイトル化されているタイプです。
タイでもやはり、
- 伏線回収
- 絶望感
- 人類vs巨人のスケール感
- 「え!?そういう話だったの!?」感
このあたりがウケているようです。
あとタイ人って、日本人以上に感情移入しながら作品を見る人が多い印象があるので、仲間との悲しい死別のシーンや例の裏切り展開でめちゃくちゃ盛り上がります。
タイ語の意味
ผ่าพิภพไททัน
ผ่า・・・切り裂く、突破する
พิภพ・・・世界、大地
ไททัน・・・タイタン
「巨人」はタイ語でยักษ์(ヤック)などとも言えますが、この作品では英語由来のไททัน(タイタン)が使われています。
作品の雰囲気的にも、ただの巨人というより「神話級の巨大な存在」という感じが出ていて良いですね。
NARUTO(นินจาคาถาโอ้โฮเฮะ)
タイで日本アニメ人気を語る上で絶対外せないのがNARUTO。
今30代前後くらいのタイ人男性にとっては、かなり「青春作品」扱いされている感じがあります。
で、タイ語タイトルがまた独特。
นินจาคาถาโอ้โฮเฮะ
ニンジャ・カーター・オーホー、と読みます。
オーホーって何だ!?昔のタイのアニメタイトルってこういう勢い重視のノリが結構あります。
意味としてはざっくり、
- นินจา・・・忍者
- คาถา・・・呪文、術
- โอ้โฮเฮะ・・・驚きの「おおー!」
雰囲気で言うと、
「スゲー忍者術!」
みたいなノリです
ってことは、
ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!みたいなノリ!?(オッサン)
最近のタイでは単純に「ナルト」と呼ばれることも多いですが、昔からアニメを見ていた世代だとこの正式タイトルを知っている人も多いですね。
タイでも、
- 努力型主人公
- 友情
- 師弟関係
- ライバルとの因縁
- 忍術という分かりやすい必殺技要素
といったジャンプ王道要素がかなり刺さっていたようです。
あとタイは「忍者」という存在自体の人気がかなり高いです。
日本=侍、忍者、アニメ、富士山、寿司、みたいなイメージはタイでもかなり強いですね。
呪術廻戦(มหาเวทย์ผนึกมาร)
近年タイで一気に人気爆発した作品がこちら。
ショッピングモールのアニメショップでも呪術グッズをかなり見かけますし、イベントでは五条悟コスの人もめちゃくちゃ多いです。
タイ語タイトルはこちら。
มหาเวทย์ผนึกมาร
マハーウェート・パヌック・マーン、と読みます。
これもかなりカッコいいタイトルです。
- มหาเวทย์・・・大いなる魔術、呪術
- ผนึก・・・封印する
- มาร・・・魔物、悪霊
つまり意味としては、
「大呪術で魔を封じる者たち」
みたいな感じ。
めっちゃ中二病感がありますねー。
タイで人気の理由としては、
- 五条悟が強すぎてカッコいい
- 能力バトルが分かりやすい
- ダークな世界観
- テンポが良い
- キャラ人気が非常に強い
このあたりでしょうか。
あとタイはもともと「霊」「呪い」「護符」「黒魔術」みたいな文化がかなり身近なので、呪術廻戦の世界観と相性が良い気がします。
実際、タイのホラー映画とか見ていても、日本人からすると「うわっ怖!」みたいな呪術描写が普通に出てきますからね。
まとめ
というわけで、タイで人気の日本アニメ・漫画のタイ語タイトルをまとめるとこんな感じです。
| 日本語タイトル | タイ語タイトル | 読み方 | ざっくりした意味 |
|---|---|---|---|
| 鬼滅の刃 | ดาบพิฆาตอสูร | ダープ・ピカート・アスーン | 鬼を滅する刀 |
| 進撃の巨人 | ผ่าพิภพไททัน | パー・ピポップ・タイタン | タイタンの世界を切り開く |
| NARUTO | นินจาคาถาโอ้โฮเฮะ | ニンジャ・カーター・オーホーヘ | スゲー忍者術!的なノリ |
| 呪術廻戦 | มหาเวทย์ผนึกมาร | マハーウェート・パヌック・マーン | 大呪術で魔を封印 |
こうして見ると、タイ語版タイトルはかなり面白いですね。
そのまま音で表す作品もありますが、鬼滅の刃や進撃の巨人、呪術廻戦のように、作品の世界観をタイ語でカッコよく意訳しているものもあります。
タイ人とアニメの話をするときに、こういうタイ語タイトルを少し知っているだけでかなり盛り上がります。
特に「ดาบพิฆาตอสูร」とか「ผ่าพิภพไททัน」と言えると、
「え、なんで知ってるん!?」
という感じになるかもしれません。
