セパタクロー
籐で出来た球を用いた東南アジアで主流の球技。空宙を舞うダイナミックな足でのスパイクが見どころ。
セパはマレー語で「蹴る」、タクローはタイ語で「籐製のボール」を意味する。ベトナム語では「cầu mây(カウマイ)」と呼ぶ。
別名「足のバレーボール」と言われ、手が使用できない3人制バレーボールをイメージすると早い。
タイはここ近年世界ランキング1位を保持しつづけており、マレーシアやベトナムなどの東南アジアが続く。
日本も着実にレベルを上げており、男女共に世界ランキングベスト5に食い込むようになってきた。
簡単にルールをまとめると、1チーム3人1組で対戦し、バドミントンのコートの中で、
直径14cmほどのプラスチック製の籠状のボールを使い、足でバレーボールをします。
基本的にはバレーボールのルールに似ているのですが、次のような相違点があります。
1. 腕、手を使ってはならない
2. 1人で続けて3回までボールにタッチしてよい
3. 守備位置のローテーションはない
4. サーブ権は3本ずつで交代
ゲームは、クオーターサークル(ネットの端にある半月型のサークル)にいる味方選手が、
サービスサークル(自分の陣地の中心にあるサークル)にいる味方選手にボールをトスし、
それを蹴って相手のコートに入れることから始まります。
ボールに3回タッチするまでに相手コートにボールを落とせば1点となります。
日本もレベルを上げているとは言え最強国タイとの差はまだまだ大きい。
下記は日本代表とタイ代表との親善試合の様子。