ロイクラトン
タイのロイクラトン祭りは水の祭典とも呼ばれています。
「ロイクラトン」とは、灯籠(クラトン)を川に流す(ロイ)というタイの人々の間で古くから続いていた風習です。
河川の水位がもっとも高く、旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に人々が川岸に集まり、
川の女神“プラ・メー・コンカー”へ感謝の気持ちを捧げます。地方により形式が異なりますが、
バナナの幹や葉などで模った灯籠の上にロウソクと線香を立て、川に流したのが始まりです。
有名なチェンマイのロイクラトン
仏陀への感謝と、厄払いの意味も込めて夜空へコムローイ(天燈)を放ちます。
ディズニーのアニメ映画「塔の上のラプンツェル」の1シーンのモデルにもなったことで有名です。
無数のコムローイ(天燈)を夜空に打ち上げる幻想的な光景は、SNSやメディアで話題となり、
今では世界中から注目される大人気のお祭りになりました。チケットも争奪戦です。